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冬の体調の悩み、美容の悩み

冬本番、寒く乾燥している日々が続いています。
健康への関心が高まる中、新聞や雑誌でも健康維持のための特集が数多く取り上げられています。冬の体調の悩みをみると、寒さで体が縮こまっているためか、肩がこる、冷えを感じる、疲れがとれないなど、血行不良が原因のひとつとなる悩みが多くあげられています。手足など冷えやすい場所、肩などこりを感じる場所はなるべく動かすようにして、血行をよくする工夫が大切です。血行を良くするために有効な方法の1つに「入浴」があります。その日の冷えや疲れはその日のうちに解消したいですよね?毎日の生活の中に湯船に浸かる入浴を習慣として取り入れてみてください。特におすすめなのは、40℃以下のお湯にゆっくりと浸かる半身浴です。寒い時期には浴室暖房やシャワー給湯注1で浴室の室温を暖めておくと、快適に入浴することができます。
注1 少し熱めのシャワーを高い位置から浴槽に向けて出して、浴槽にお湯をためる方法

冬の体調の悩み(20代~50代男女、N=863)

 一方、美容の悩みを見てみると、男女とも肌の乾燥を最も多くあげています。乾燥など肌の悩みが気になる場合にも、2007年4月2日のコラム「お風呂のアンチエイジング効果」で述べられているように、お風呂が活用できます。前述のシャワー給湯(寒い時期には、浴室暖房も合わせて使うとより効果的)で浴室の室温、湿度を上げて入浴する方法がおすすめです。ただし、入浴後の肌からは水分が蒸発しやすいので、入浴後の肌のお手入れは忘れずに。最近では後付できるミストサウナも出てきました。ミストサウナ浴は浴室全体を室温40℃湿度80~100%にし、お湯につからなくても全身を暖めることができ、リラックスや肌水分量の増加も期待できる新しい入浴法です。興味のある方は、都市生活レポート「健康と美容に効果的な入浴法~ミストサウナ浴の効用~」や東京ガスのホームページもぜひご覧ください。

冬の美容の悩み(20代~50代男女、N=863)

興梠 真紀

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