都市研コラム

温泉に行きたい

 年が明けたのがつい先日のよう、などとぼんやりした気分でいる間に、気が付けば梅が散って桜が咲いていました。今年一番に開花が確認された都内では、今がまさに見頃となっているところも多いかと思います。お花見するなら今のうちとは思いつつ、忙しくてそれどころではなかった......そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 年度が替わるこの時期、忙しく、慌ただしく過ごす日が続くと、私の場合は「温泉に行きたい」という願望が湧いてきます。切羽詰まってきた時はこれが終わったら温泉に行くぞ!と自分を励ましたりしています。最近では、都内でも近郊の温泉地からお湯を運んできて営業しているような施設もあり、気軽に温泉気分を味わえるので、ますます「温泉に行きたい」気持ちに拍車がかかっています。
 温泉でなくても、お風呂にゆっくり浸かって心身をリフレッシュしているという人も多いことと思います。
下図は一都三県在住の15歳から79歳の男女2600名に「お湯に浸かる入浴が好きか」尋ねた結果です(都市生活レポート「現代人の入浴事情2015」)。男女とも、いずれの年代でも概ね8割前後の人が「好き」「まあ好き」と答えており、「好きではない」「あまり好きではない」の割合は1割程度に留まっています。日本人はお風呂好き、と言われる所以ですね。

図1.お湯に浸かる入浴が好きか


 みなさんお湯に浸かる浴槽入浴が好きなようですが、何を目的に浴槽入浴を行っているのかを見てみます。汚れを落とすため、と思う方が多いでしょう。その通りです。夏も冬も、浴槽入浴の目的のトップは「汚れを落とす」です。しかしながら、浴槽入浴派は「リラックス」「リフレッシュ」「心身の疲れを取る」といった項目も上位に入ってきています。お風呂の時間を癒しの時間としている人も多いと言えます。


図2.入浴の目的


 新しいスタートが切られるこの季節。一度、ゆっくりのんびり手足を伸ばしてお風呂に、贅沢をいえば温泉に入って次に備えたいところです。


林 真美

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