都市研コラム

「高齢化社会と暮らし」 記事一覧

今春、区民農園を始めました

 今年も3月後半に入り、だんだんと暖かくなってきました。春の陽気に誘われ、気分も明るく外出する機会が多くなり、また、何かしら環境が変わって新しい生活をスタートさせる方も多いのではないでしょうか。  私事になりますが、今年の2月から区民農園を借りて、野菜づくりを始めました。区民農園とは、行政(市区町村)が土地の所有者からお借りした農地を整備し、1区画15~20m2くらいの小規模で区民の方に有料で...続きを読む

今春、区民農園を始めました

2020年の自分を考える

 今年も年の瀬を迎えました。この一年を振り返ると、年末恒例の新語・流行語大賞に4つの言葉が選出されたことにも表れているとおり、例年以上にいろいろな出来事があった一年だったと感じています。  約3年振りの政権交代の興奮冷めやらぬ中で幕を開けた平成25年。富士山の世界文化遺産登録、新型ロケット「イプシロン」打ち上げ成功、プロ野球の楽天イーグルス日本一など、私たちが明るく元気になる話題の一方で、猛暑、竜...続きを読む

2020年の自分を考える

「敬老の日」、何歳から祝ってほしいですか?

 今年の「敬老の日」は9月16日(月)です。かつては9月15日でしたが、現在は9月の第3月曜日。「敬老の日」に限らず、毎年祝日が違う日にやってくるこのシステム、いつになっても馴染めないのは私だけでしょうか?  さて、「敬老の日」とは、「多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」日とされています。高齢化が進む日本では、今後65歳以上の人口に占める割合は上昇し続け、2030年で31.6%...続きを読む

「敬老の日」、何歳から祝ってほしいですか?

団塊世代の旅行

 ゴールデンウィークが終わってしまいましたが、働いていたり、子どもが学生だったりと、長期間休みをとることが難しい人にとっては、帰省や旅行をするのに貴重な休日になったのではないでしょうか。そのような人達をターゲットとして、毎年連休前には各旅行会社のホームページなどで、様々な旅行特集が紹介されています。一方で、連休の時期とは関係のないプランも数多く存在しています。中でも近年では、60代半ばのいわゆる団...続きを読む

団塊世代の旅行

高齢期の生活不安

 10月も半ばに入り幾分すごしやすい季節となってきました。 このところニュースでは、厚生年金の支給開始年齢の引き上げ議論についての話題が連日続いていますが、特に68~70歳支給開始案については世間の反響も大きくなっています。  厚生年金の支給開始年齢の変遷をみてみると、昭和19年の厚生年金保険法発足当初は55歳でしたが、平成12年までの数回の改正により65歳に向けて徐々に支給開始年齢が引き上げら...続きを読む

高齢期の生活不安

高齢者世代の入浴

都市生活研究所が昨年10月にリリースしたレポート「空間コンセプトVol.2」では、高齢者世代の食空間・浴室空間に着目し実態とニーズを探っており、この中で高齢者の入浴についての実態を報告しています。 高齢者世代は他の世代に比べて浴槽入浴を好み、75歳以上の方でも約8割が年間を通じて浴槽入浴をしています。(グラフC-4) 加齢による健康配慮の高まりとともに、「浴槽入浴は健康に良い」というイメージが...続きを読む

高齢者世代の入浴

高齢者のライフスタイルのとらえ方

 これまで高齢者というと、「60代以上」というくくりで考えることが多かった。しかし、超高齢社会をむかえた現代、高齢者を「60代以上」で代表させることは有効なのだろうか。  そこで、ここでは、いままで「高齢者」と呼ばれていた年代を、「60代」と「70代以上」にわけて生活に対する意識を比較してみたい。  まず、高齢期の生活イメージをみると、70代以上では60代に比べて、不安イメージが少ないことが特...続きを読む

高齢者の自覚はいつから始まるのか

超高齢社会を迎えるといわれて久しい。しかし、今後の高齢社会の主役となるだろう団塊世代たちは、現時点では自分自身のこととして、高齢期を考えていない。例えば、団塊世代たちは、定年を迎える時期に住まいの見直しを行なう場合が多い。いわば、終の棲家づくりを行なうのだが、彼らが望むのは、将来ではなく、現在を楽しむことである。 では、高齢者配慮は行われないのか。そんなことはない。彼らの多くは、自分のためではなく...続きを読む

高齢者の食生活 ~その9~

 前回は、一人暮らしの男性にスポットライトをあて、食生活実態についてご紹介しました。今回も前回に引き続き、一人暮らしの男性(以下、単身男性)と夫婦世帯の男性(以下、夫婦男性)を比較し、食生活に対する考え方において両者で違いが見られる項目(カイ二乗検定5%有意)についてご紹介します。  単身男性は夫婦男性に比べ、食事作りにおいて、やりがい、楽しみを感じている人が少なくなっていました。その結果、食事...続きを読む

第二の人生を何処で暮らすのか(5)
居住パターン4-故郷に帰る

 高齢期=第二の人生を何処で暮らすのかを考えてきましたが、今回は故郷に帰る、Uターンという居住パターンについて見てみましょう。  図-1は、 2004年に当都市生活研究所が首都圏の団塊世代を対象に行った調査の中で、「老後にもっとも住みたいと思う場所は?」という設問の結果です。故郷に帰るという回答は団塊世代の男性で5%弱、その他の属性では2%程度に留まっています。回答者の中には現在の地域で生まれ育ち...続きを読む

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