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消費自由層から探る近未来のライフスタイル
はじめに
なぜ「消費自由層」で近未来を予測するのか
第I部 消費自由層の今のライフスタイル
1.暮らしのキーワードは「自分」「楽(ラク)」「質の追求」
2.住まいを個性的に演出
3.食事は調理にこだわり
4.人付き合いは幅広く
5.お金の使い方は計画的
第II部 消費自由層の暮らしから探る近未来のライフスタイル
家を中心とした日常生活をより上質に
レシピ1 機械から人へ
レシピ2 プロの技術を個人指名で
レシピ3 外で楽しむサービスを自宅で
レシピ4 買い物の舞台は全国、世界へ
レシピ5 人間のためだけじゃない空間づくり
レシピ6 「楽(ラク)プラスα」のストーリー
レシピ7 住まいに自分のテーマを持つ
レシピ8 オンリーワンへのこだわり
レシピ9 本場で本物体験
第III部 近未来の社会潮流
1.人口構造
2.経済・産業構造
3.就業構造
4.消費生活の動向
消費自由層調査概要
1.消費自由層へのアンケート調査
2.近未来予測のための雑誌調査
3.消費自由層へのインタビュー調査
生活レシピ2005TOP

 

第I部 消費自由層の今のライフスタイル
2.住まいを個性的に演出
図1 5つの住生活観タイプ

 ここからは3つの暮らしのキーワードを踏まえて、消費自由層のいまの暮らしをアンケート調査から探っていく(調査概要)。
「家族」を大切に考える消費自由層だが、「家」や「住まいづくり」の考え方は8つの志向にわけられる(表2)。下記の5つの住生活観タイプは、この8つの志向をどの程度実現しているかで分類した結果である(表1)。
最も多い「住まい演出派」が約3分の1、次に「永住メンテナンス派」が約4分の1と続く。最も少ないのは、「環境・省エネ派」の11%である。
男女別では、男女とも、住まい演出派が多いが、男性では、「永住メンテナンス派(28.8%)も多い。

 

 

表1 5つの住生活観タイプの特徴
1. 住まい演出派
33.1%:N=132
(男 57 女 75)
男女とも最も多いグループ、特に40代女性が多い(このタイプのうち26.5%)。インテリアやデザインなどの演出にこだわり、住まいは自分で見、他人に見せる場になっている。最先端の機器や設備を取り入れることにも熱心(76.5%)。

2. 家族のための住まい派
18.0%:N=72
(男 29 女 43)
住まいは家族の団らんの場。そのため、ライフステージごとの住み替えなど、家族の暮らしやすさを追求する。インテリアやデザイン、最先端の設備や機器導入には消極的。40代女性がこのタイプの最も多くを占める(26%)。

3. 環境・省エネ派
11.0%:N=44
(男 25 女 19)
住まいは身近な社会貢献の場。省エネ設備・機器に関心が高く(93.2%)、環境性や省エネルギー性の高い住まいの実現を目指す。50代男性がこのタイプを多く占め、タイプ全体の32%を占める。その一方で、インテリアやデザインに対する関心は他タイプよりも低い。

4. 永住メンテナンス派
24.6%:N=98
(男 55 女 43)
50代男性が多い(このタイプのうち30%)。ひとつの家に長く住み続けることに価値を置いているため、メンテナンス等の維持管理やそれにかかるお金を惜しむつもりはない。また、防災や防犯、省エネ設備機器への関心が高く、それぞれ92.9%、88.8%を占めている。

5. 住まい無関心派
13.3%:N=53
(男 25 女 28)
住まいは家族団らんの場だがインテリアやデザイン、維持管理などは手間ととらえ、関心が低い。40代女性がこのタイプを最も多く占めている(38%)。しかし、暮らしの手間を省くためか、最先端の設備や機器、家事合理化家電への関心は高い(それぞれ75.5%、73.6%)。


5つの住生活観タイプを導くための分析
1. 各設問に対する答え方で8つの住生活志向を抽出
表2 8つの住生活志向とその元になる設問 上へ
2. 8つの志向をもとに5つの住生活観タイプに分類
図2 タイプ別にみた8つの志向の傾向

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