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消費はゆるやかながら上昇傾向
家計最終消費支出は1998年にマイナス成長(−0.3%)を経験したが、その後は緩やかながらも1%程度の成長を続けており、今後も急激な上昇は見込めないものの、堅調に推移すると予測される。
家計最終消費支出 対前年増加率
消費対象は生活必需品から自分が使いたい分野のものへ
家計消費について費目別割合の変化を見てみると、食品や衣料(被服及び履物)などの消費支出割合が年々減少し、交通・通信費への支出割合が増加する傾向にある。食料や衣料品などへの消費支出の減少は生活必需品の低価格化(100円ショップ、海外からの安価製品の流入)の影響であろう。現在はこの減少分がインターネットや携帯電話などの通信への消費である交通・通信費に向かっているが、今後生活必需品のさらなる低価格化が進めば、教養・娯楽などといった他の分野への消費を行う人も増えてくるだろう。このように、生活者は収入の増加により消費支出額そのものを大きく増やせなくても、生活必需品が低価格化していく中で、その分自分がやりたいことにお金をかけていく傾向が強まると予測される。
消費支出の費目別構成比の推移(全国・全世帯)
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