研究レポート

レポート詳細

「近居」という住まい方~親世帯と子世帯の交流実態・意識~

カテゴリ コミュニティ 
発行年 2013年12月
作成目的 親世帯と子世帯の同居率は、約25年間で30%近く低下した。親と子が別々に居住する世帯が増える中、親の住まいから1時間以内の場所に住む「近居」の形をとる子世帯が増加している。本レポートでは、増加傾向にある「近居」に着目し、「近居と遠居」、「親世帯と子世帯」、「息子近居と娘近居」の比較により、親子二世帯の交流実態と意識を探った。
内容要旨

■近居では8割強が月1日以上相手世帯と会っている。
・ 週1日以上も42%と会う頻度が高い。一方遠居は月1日以上でも約4割。
・ 相手世帯との交流内容は「食事」「電話・メール」「モノをあげる」「お祝い」。
・ 一緒に行うお祝いは「お正月」「孫の誕生日」が多く、近居・遠居の約7割が行っている。近居の方が一緒に行うお祝いが多いが、「七五三」は遠居の方が多い。

■子世帯の方が親世帯より近居の理由を多く挙げている。満足度は親世帯の方が高い。
・ 近居を選んだ理由は、子世帯の約5割、親世帯の約3割が「何かあったときにすぐ駆けつけられるから」を挙げており、最上位。
・ 子世帯の76%、親世帯の92%が、相手世帯との関係に満足している。

■娘世帯との近居の方が、息子世帯との近居より満足度が高い。
・ 「娘近居」の方が「息子近居」よりも様々な交流を行っており、交流頻度も高い。
・ 息子世帯(嫁)は親世帯と「距離を置いた」関係、娘世帯(娘)は親世帯と「楽しみや悩みを共有できる」関係を理想とする傾向。
・ 相手世帯との関係の理想と現実のギャップは、「息子近居」の方が「娘近居」より大きい。

サマリー

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