| <食生活と食文化> |
(タイトル) |
20〜50代単身者の食生活とその意識 |
| (作成年月) |
1994年8月 |
| (作成目的) |
晩婚化・非婚化などの影響により、若年層だけでなく、中高年層にまで単身世帯が拡大している。誰もが結婚して当然だった時代は終わりを迎えた。また、現在増加するパラサイトシングル(親と同居する未婚の成人した学業を終えた子ども)は、将来の単身世帯の予備軍であり、今後、人口減少社会を迎えるなかで、単身世帯の占める割合は高まると考えられる。
本レポートは、仮の世帯(生活)とは呼べなくなった単身世帯のライフスタイルのうち、基本的な生活のひとつである食生活の実態を明らかにし、今後のあり方を考えることを目的とする。
尚、分析対象には、単身世帯の特徴がより明らかになるであろう20〜50代の食生活に焦点をあてて分析した。 |
(内容要旨) |
●20〜50代1人暮らしの食生活
1.朝食(平日・休日)・・・・・・・・・どこで、何を食べているか
・普段の日(平日)の朝食は家で食べる
・朝食にはパンかごはん。おかずなし半数
2.夕食(平日・休日)・・・・・・・・・どこで何を食べているか
・平日は家で夕食を食べる
・夕食で食べるものは、自分で作ったものと市販の食品の両方
・休日の夕食も家が基本
・休日も、素材から調理したものと市販の食品の両方を利用
・20代の約3割は、素材から調理したもののみを休日の夕食に食べる
・男女とも、「素材から調理したものと市販の食品両方」を食べている
3.1人暮らしの調理行動
・しない調理は「揚げる」「蒸す」、よくする調理は「炒める」「茹でる」「焼く」
・最も使う調理器具はフライパン
4.月1回以上つくるメニューは、ごはん、野菜いため、パスタ、味噌汁、サラダ
5.1人暮らしと中食
・半数以上が週1回、出来合いの惣菜やお弁当をコンビニで。
・50代は中食利用が他の年代に比べて少ない。
・40代でデパートの地下などある有名店の惣菜などの利用が多い
・男性はデパートの地下よりもコンビニやスーパー
6.1人暮らしの調理環境
・キッチン満足度は34.9%
・20代ではキッチンに満足していない場合が半数以上
・現在のコンロの熱源はガス 2口コンロが半数。自分の生活に合うのは2口
・1口コンロの所有者は口数に満足していない
7.1人暮らしの食生活のタイプ分類
I 食の質こだわりあり・たまに調理タイプ
II 食の質こだわりなし・調理が生活に入っていないタイプ
III 食の質こだわりなし・経済性のために調理タイプ
IV 食の質プラス食環境へのこだわりあり・まあ調理タイプ
V 食の質こだわりなし・調理はしたいがスペース制約で調理していないタイプ
●これからの1人暮らしの食生活を考える
アンケート結果、ヒアリング結果を踏まえて、今後の1人暮らしの食生活について考える |
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