都市研コラム

疲労回復におすすめの入浴法(1) ~体の疲れ・脳の疲れには浴槽入浴やミストサウナ浴がおすすめ~

 今年の冬は特に寒いですね。寒い時には特に恋しいお風呂。今回は、体や脳の疲労回復におすすめの入浴方法をご紹介したいと思います。

 入浴に期待する効果にはいろいろありますが、「体の疲れをとる」はそのトップにあげられています。温か~いお湯につかって、ゆったりと温まり、体の疲れもとり、ゆったりとリラックスしたい・・・という期待は大きいようです。


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図1 浴槽入浴に期待する効果


 実際に、浴槽入浴で期待できる効果の一つに「疲労回復」があげられます。
 千葉大学と東京ガス都市生活研究所との共同研究で行った実験によると、お湯ににつかる「浴槽入浴」を行うと、筋疲労タスク後の筋疲労からの回復が早いという結果が得られています。



図2 筋電図平均周波数の変化

図2 筋電図平均周波数の変化


 お風呂で取れる疲れは体の疲れだけではありません。精神疲労タスクを行うと、フリッカー値という脳の疲れの指標となる数値が低下し、脳の疲労が蓄積とみられる結果がみられますが、浴槽入浴やミストサウナ浴を行った後は、入浴前ほど、フリッカー値の低下がみられず、タスクによる脳の疲労が蓄積しにくいといえます。


図3 タスク前後のフリッカー値変化の入浴前後での変化

図3 タスク前後のフリッカー値変化の入浴前後での変化


 これらは、浴槽入浴やミストサウナ浴の温熱効果により、体温や皮膚血流量の増加が有意に高くなったことが影響していると考えられます。

 このように、体の疲れ回復だけでなく、脳の疲れ回復も期待できるお風呂。受験勉強の合間等にもおすすめです。詳しくは、都市生活レポート「浴槽入浴・ミストサウナ浴の疲労回復効果」にまとめていますので、ご興味がある方はご覧ください。

興梠 真紀

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