研究レポート研究レポート

レポート詳細

東京ガスの「浴育のすすめ™」 疲労タイプ別おすすめ入浴法 ~毎日元気でいたい、あなたへ~

カテゴリ お湯と風呂文化 
発行年 2017年12月
作成目的

入浴は、欠かせない生活行為の一つであり、生涯続くものである。東京ガスは、幼い時期から高齢期までライフステージに合わせた効果的な入浴方法やお風呂の楽しみ方について、「浴育のすすめ™」※1として提案している。今回は、「疲労」に着目し、疲労の予防・緩和に効果的な入浴方法を紹介する。
※1 「浴育のすすめ」は東京ガスの登録商標です。(登録第5307196号等)

内容要旨

■疲労意識アンケート調査から、疲労のタイプを5つに分類
・5つの疲労タイプは、「仕事頑張り過ぎ」(6%)、「隠れ疲労」(35%)、「疲れ慢性」(31%)、「疲れコントロール」(19%)、「疲れ予防」(9%)
・「仕事頑張り過ぎ」タイプは、自己診断疲労度チェックにおいて"危険"の割合が65%と最も高い。最も割合が低いのは「疲れ予防」タイプで5%。


■疲労の予防・緩和のための入浴方法
・肩まで湯船につかる全身浴習慣は、睡眠の質を良くする。良い睡眠を得るために、①就寝直前には40℃以上の熱いお湯につかることを避ける、②就寝の2~3時間前に40℃10分程度で肩まで湯につかる全身浴を行うと良い。
・40℃10分程度の全身浴は、肩こり緩和の効果が期待できる。また注意力低下にも40℃10分の全身浴がおすすめ。
・熱めのシャワーを目に当てることで、眼精疲労の緩和が期待できる。また朝すっきり目覚めたい方には、全身浴よりもシャワー浴が効果的。


■自分の疲労タイプを知り、適した入浴方法を習慣化
・12個の質問に答え、自分の疲労タイプの目安を判定するツールを作成した。
・疲労と向き合うには、予防の観点から入浴を習慣化することが重要であり、例えば、「疲れ慢性」タイプの人には、より良い睡眠を得るための"40℃10分の全身浴"がおすすめ。

サマリー

このページの先頭へ