カテゴリ | 住まいと暮らし 環境・エネルギー |
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発行年 | 2025年08月 |
作成目的 | 首都直下地震の発生確率は依然として高く、首都圏住民にとって災害への備えは喫緊の課題となっています。一方で、東京都の避難所の収容人数は約310万人※と、都の人口の約5人に1人しか入る事ができないため、自宅に被害・危険がなければ、「在宅避難」でライフラインの復旧を待ちます。在宅避難時におけるライフラインの停止に備えて具体的に何をすればよいのか、ワークと実践を通じて防災力を身につける方法をご紹介します。 ※出典:東京都防災ホームページより、2023年4月1日現在の数字 |
内容要旨 | ◇在宅避難で最も不安なのは「トイレ」「ライフライン」 ・非常時の在宅避難で不安なこととして、「トイレが使えないこと」「ライフラインの停止」が約6割 ・一方で、在宅避難を想定した備えを行っているのは約3割と、備えが進んでいない ◇電気・ガス・水道・通信が使えないとどうなる? ・電気・ガス・水道・通信が使えないと起きることを、災害経験者の声とともに紹介 ◇ライフラインの停止に備える方法を紹介 ・”電気が使えない”に備える、懐中電灯の必要数、暑さ・寒さ対策 ・”ガスが使えない”に備える、カセットボンベの必要数、ポリ袋を使った炊飯方法 ・”水道が使えない”に備える、飲料水・トイレットペーパーの必要数、携帯トイレの使い方 ・”通信が使えない”に備える、災害用伝言ダイヤル・伝言板の使い方 ◇在宅避難訓練「サバイバルナイト」で非常時を疑似体験 ・電気・ガス・水道・通信を使わずに、在宅避難を体験する「サバイバルナイト」を紹介 ・疑似体験することで「在宅避難」を自分ごと化できる ◇今日から役立つ情報が満載 ・東京家政大学監修による「災害時に役立つポリ袋調理レシピ」 ・切り取って携帯できる「災害時連絡シート」 |