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「宮城禎信」 記事一覧

「環境にやさしい商品を買う」は定着するか

 今月よりエコポイントの登録・交換手続きがスタートしました。環境省のHPによると、6月上旬に実施されたエコポイント交換商品等の募集(第一次)では、交換可能な商品等は「商品券」「地域産品」「省エネ・環境配慮製品」の3種類で、応募件数435件のうち271件が採用されたようです。  エコポイント事業は景気対策の側面もあり、商品券や地域産品が人気を呼びそうですが、省エネ・環境配慮製品への交換はどのくらい...続きを読む

炎の匂い

いよいよ3月も終わりです。年度末の忙しさもピークを過ぎ、新年度に向けて準備を始めている時期でしょうか。 今回のコラムは、過去に実施したデプスインタビュー調査の際に頂いた、興味深いコメントについて紹介したいと思います。 このインタビューでは「日頃使っているガス」について、どのようなイメージを持っているか調査したものです。普段お使いになっているガスのイメージは?と聞かれれば、やはり連想される内容は「...続きを読む

情報の伝え方の大切さ ~ 洗濯物の室内干しに見る効果

 都市生活研究所では、生活における様々な調査を行ない情報の提供や提言を行なっていますが、情報の提供には内容だけでなく、その伝え方についても配慮が必要だと考えています。2005年に都市生活研究所で行った「洗濯物の室内干しと乾燥機の使用意識」調査では、情報の伝え方によって、その後の意識への作用差が生じることが判明しています。  この調査は、洗濯物の室内干し意識と乾燥機の使用意向について、浴室乾燥機...続きを読む

温暖化対策への取り組みとライフスタイル

 梅雨明けとともに暑い日が続いていますが、街行く会社員の姿を眺めるとすっかりクールビズスタイルが定着してきた様子です。温暖化対策は近年急加速しており生活環境を取り巻くなかで様々な取り組みが行われてきましたが、生活者の意識への浸透も着実に進んできているようです。  生活者の環境問題への意識について都市生活研究所で行った調査では、「環境問題」=「地球温暖化」とイメージする人が最も多いという結果が出てい...続きを読む

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