都市研コラム

効果的な半身浴のためには浴室もあたたかく

 秋風が肌に冷たく感じる季節になりました。この季節になると、雑誌のお風呂の特集も増えますが、近年は、「半身浴」について紹介する記事も多く見られます。「半身浴」という言葉もすっかり定着し、都市生活研究所の調査でも、半身浴を知らない人は3%で、約4割は半身浴をすることがあると答えています。


半身浴をすることがあるか

 半身浴は、体に負担をかけずに体をあたため、かつリラックスできる入浴法として知られていますが、効果的な半身浴のポイントとしては以下があげられます。
(1)お湯の温度はぬるめ(38℃~40℃)であること
(2)お湯の量は少なめ(みぞおちの下まで)であること
(3)時間をかけて(20分程度)ゆっくりお湯につかること
(4)浴室の中が寒くないこと


 「湯温」「湯量」「時間」はよく分かっていても、「室温」は意識されにくいこともあるようです。これからの季節、浴室が寒いままで半身浴を行なっても、なかなか体があたたまらないということにもなりかねません。2010年2月8日のコラムでも紹介したように、浴室が寒いと、血行促進効果もリラックス効果も得られにくいことが分かっています。
 浴室暖房乾燥機やミストサウナなどで浴室内を暖房するのが効果的ですが、浴室暖房がない場合には、シャワーを使って、浴室内をあたためると良いでしょう。シャワーフックのなるべく高い位置にシャワーをかけ、浴槽に向けてシャワーから給湯するようにすると、浴槽の湯はりにもなり、お湯もムダになりません。


イラスト

興梠 真紀

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