研究レポート

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親子料理の実態とその効果について~親子料理促進の鍵を探る~

カテゴリ 食生活と食文化 
発行年 2008年07月
作成目的 家庭における親子料理の実態と、実施による子どもへの効果をアンケート調査から明らかにし、家庭における実質的な親子料理促進の鍵を示すことを目的とする。なお、分析対象には25歳~44歳までの子育て女性900名を対象にした。
内容要旨
(1) 親子料理の実態と効果
  子育て家庭において、親子料理による家族交流を望む声は高い。また子どもがより幼い時期から、より高い頻度で実施してき た家庭において、子どもとのコミュニケーションや感性の育成、積極性の向上や嫌いなものを食べるようになるなどの効果が高く評価されている。しかし親子料 理の実際の頻度では、月1回以下が約半数となっており、「今以上の実施を望んでも簡単にできるものではない」というのが実態といわざるを得ない。
(2) 子育て家庭の食事づくり意識からみる今後の親子料理促進の鍵
  子育て家庭の食事づくりや子育てに関する意識は、親子料理を促進するものと阻むものに分けられる。今後、親子料理が無理 なく受け入れられるためには、阻害要因を減らし促進要因を高めるようなやり方が望まれ、時間短縮に貢献するもの、休日の家族交流に貢献するもの、まとめて 下ごしらえするスタイル等の親子料理が考えられる。そのためには、子育て家庭の食事づくりの実情に合わせたサポートとして、(1)親子料理の効果の啓蒙 (マインドのサポート)(2)家庭で実践しやすい親子料理プログラムの開発(スキル(知識)のサポート)(3)親子料理実践のための社会的支援(スキル (技術)のサポート)(4)親子料理を実践しやすいキッチン空間(環境のサポートが)求められる。

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