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大人ファミリーのライフスタイル~「両親+社会人の子供」からなる家族の暮らしと住まいづくりの実例~

カテゴリ 家族・世代 
発行年 2016年11月
作成目的

都市生活研究所では、「65歳未満の両親と学業を終えた未婚の子供が同居している世帯」を「大人ファミリー」と定義し、「大人ファミリー」のライフスタイルについて調査を行った。本レポートでは、調査から明らかになった生活実態と意識、「大人ファミリー」の住まいづくりの実例を紹介する。

内容要旨

■大人ファミリーは「合理的」で「安心」だが、「子供が自立しない」
・ 学業を終えた子供と一緒に住んでいる理由は、「子供が出ていかない」「出る必要がない」「子供の経済面での不安」である。
・ 大人ファミリーの親の半数以上が「子供が出ても出なくてもどちらでもよい」と考えている。「世間体がよくない」と感じる人はほとんどいない。
・ 親は子供と同居することで「金銭的な合理性」「安心」「家族の絆」を感じているが、「子供が自立しない」「家事がラクにならない」といった不満も感じている。


■生活面、経済面において、親が子供の面倒を見る関係が続いている
・ 料理や後片付け、掃除、洗濯など家事のほとんどは母親が行っている。子供が行うことはほぼなく、個室の掃除も6割以上は母親が行っている。
・ 家計面についても、3割弱の子供は全く家にお金を入れておらず、携帯電話料金の支払い、外食時の支払いなどについても、7割以上の親が負担しており、子供が負担する割合は低い。


■親子の仲は良く、子供は「かけがえのない」「守ってあげたい」存在
・ 親子の仲は全体に良く、特に女性(母親)と娘は仲が良い。ショッピングやテーマパーク、ライブ・コンサートなどに一緒に出掛けたり、洋服などのモノを共有することも多い。
・ 親にとって子供は「かけがえのない」「守ってあげたい」存在であり、女性(母親)にとっては「頼りになる存在」でもある。
・ 子供が結婚したり、孫ができたりした場合は、親子で近くに住みたい意向が高い。特に女性(母親)は娘が徒歩圏内に住むことを希望する人が多い。

サマリー

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