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「住まいと暮らし」 記事一覧

めんどくさい

 世の中では、時短と省手間が進み、便利な商品やサービスが続々と登場しています。でも、「手間を省こう」「時間を節約しよう」とやっていること自体がめんどくさいことだったり、かつては便利だったことが「めんどくさい」に変化したりすることがあります。  日本人の主食、ごはんについて「めんどくさい」を考えてみます。  ごはんを電子レンジで温めて食べる、よく耳にする話です。都市生活研究所が調査した電子レ...続きを読む

めんどくさい

家事負担軽減サービス

今回は都市生活レポート「家事分担の意識と現状2011」から、家事の外部サービス利用について考えてみたいと思います。 洗濯・掃除・食事作りといった14種類の主要な家事について、妻がしたくない家事の結果を見ると、「アイロンがけ」をはじめ、「風呂掃除」「食事の後片付け」などが挙がっています。 同じく14種類の主要な家事について、外部サービスを利用したい家事の結果です。こちらには、妻がしたくない...続きを読む

家事負担軽減サービス

エネルギーの適材適所

 昨年12月に社内のボランティア活動で宮城県内の仮設住宅を訪問する機会がありました。冬の平均気温が東京と比べて5度近く低い地域において、仮設住宅で生活する方々の寒さ対策が気になっていましたが、冬本番に向けて玄関前への風防室設置や壁の断熱工事が急ピッチで行われていました。しかし、いくら断熱性や気密性が向上しても「暑さ以上に寒さは我慢しづらい」という声もあるとおり、冬に暖房は欠かせません。今年の冬は自...続きを読む

エネルギーの適材適所

万が一の備え

 今年も二週間ほどで終わりを迎えようとしていますが、先日、毎年恒例の新語・流行語大賞が発表され、震災関連の言葉が多くノミネートされていました。トップテンには「帰宅難民」や「絆」等の言葉が入っており、3月の大震災をきっかけとして改めて様々なことを考えるようになった方も多いのではないでしょうか。 都市生活研究所が震災後に一都三県を対象として行った調査では、約4割が「震災前は、災害時の備えを真剣に考えて...続きを読む

万が一の備え

「健康・美容」に関する悩みは永遠不滅?
~都市生活レポート「健康・美容に関する生活者の意識」より その3~

 都市生活レポート「健康・美容に関する生活者の意識」(2010年11月発行)から、「健康・美容」の捉え方や重視点についてご紹介してきましたが、(2010年12月、2011年4月)、今回は引き続きこのレポートの中から、「健康・美容の悩み」について特徴をお伝えしたいと思います。  図1、図2は「健康美容に関する悩み」を男女別にグラフ化したものですが、男女ともに「悩み」とする人が多いものとして「眼精...続きを読む

「健康・美容」に関する悩みは永遠不滅?<br /> ~都市生活レポート「健康・美容に関する生活者の意識」より その3~

「家事ストレス対処法」

 前回のコラムでは、都市生活レポート「家事分担の意識と現状2011」から夫婦の家事分担の満足度について触れました。今回はこのレポートから、妻の家事ストレスについて詳しくご紹介します。  洗濯・掃除・食事作りといった主な家事について、妻がどの程度ストレスと感じるかを聞いた設問では、どの家事でも、またどの年代でも「(ストレスと感じることが)よくある+時々ある」と回答する人が2002年に行った前回調...続きを読む

妻が家事分担に満足していると夫婦は円満?

 2000年を境に、日本の共働き世帯の数は片働き世帯の数を上回っています(内閣府「男女共同参画白書・平成22年度版」)。このような就業形態の変化は、家庭での家事のやり方や家事に対する考え方にも、影響を及ぼしていることが考えられます。  家事を夫と妻が分担することは以前から行われていましたが、近年は「夫が仕事をし、妻は家事をする」というイメージは薄れ、男性が家事をすることも当たり前のように考えられる...続きを読む

妻が家事分担に満足していると夫婦は円満?

「この夏の節電・省エネを持続させるために」

 7月も後半に入り、いよいよ夏本番がやってきました。前回に引き続き、もう少し「省エネ」について考えてみたいと思います。  7月1日から第一次オイルショック以来37年ぶりとなる「電力使用制限令」が発動されました。対象は契約電力500kw以上の大口需要家ですが、家庭部門に対しても努力目標として15%の節電が求められています。電力需要の約3割を占める家庭部門での省エネは自発的な行動ですが、この暑く厳しい...続きを読む

「この夏の節電・省エネを持続させるために」

行動を変える難しさ

 先日、日本経済新聞社より2011年上期の日経MJヒット番付が発表され、東の大関には「節電ツール」が入りました。  夏に向けて、さらに節電が注目されており、都市生活研究所が2008年と2010年に実施した調査では、「こまめに電気を消す」という人は約8割で高止まりしていたものの、2011年5月の調査では、91.8%と約10ポイント上昇しており、節電に取り組む人が増えているようです。  これまで...続きを読む

行動を変える難しさ

「好きなときにキレイになれる」だけでは買ってもらえない?

 イオンスチーマーがヒットし、「ながらビューティ」、「おうちエステ」と健康美容に関するキーワードを多く耳にするようになりました。今まではエステに行なって高いお金を払わないとできなかったことが、家で手軽にできるようになったことは、生活者に驚きを与えたのではないでしょうか。また、都市生活研究所が2010年に行った「健康や美容についての調査」では、好きなときに利用できる健康美容法を取り入れたいと考えてい...続きを読む

「好きなときにキレイになれる」だけでは買ってもらえない?

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