都市研コラム都市研コラム

「住まいと暮らし」 記事一覧

寝具のお手入れ(乾燥)に注目してみては

 1日の3分の1以上という長い時間を費やす「睡眠」。しかし、時間に追われることの多い現代社会において、睡眠時間は年々減ってきています。  総務省がまとめた06年の『社会生活基本調査』によると、1日の平均睡眠時間は7時間42分で、調査を開始した86年から男女ともに減少傾向にあります。  こうした現状の中で、快適で健康的な毎日を過ごすためには、限られた睡眠時間で、いかに質の高い睡眠をとることができる...続きを読む

夫婦別室就寝調査より ??なぜ、別の部屋で眠るの???

 グラフは都市生活研究所で行った「寝室」に関するアンケート結果です。「夫婦は別の部屋で寝ている」という人が、年齢が上がるに連れて増え、70歳以上では約半数になっています。これはどういうことでしょうか?  子供たちが独立して家を出ると、子供部屋として使っていた部屋が空き、そこに夫または妻が移って自分の部屋とするということは、なんとなく想像がつきます。では、なぜ部屋を移りたくなるのでしょう? ...続きを読む

炎が暮らしにもたらす効用(海外の事例より)

 今年も冬の季節を迎え、暖房の欠かせない毎日が続いています。今年は灯油の値段が高騰していることが影響し、薪ストーブが増産され、寒冷地では利用者が増加しているようです。薪ストーブを使用することで、ゆらめく炎や輻射熱による暖かさの良さに改めて気付く方も多いことでしょう。  現在のところ、日本は欧米と比較して、薪ストーブや暖炉が設置されている住まいは多いとはいえません。しかし、近年では都市部のホテルやハ...続きを読む

キッズデザイン協議会 ~子どもの目線に立ったデザインで、安全・安心な社会づくりを目指します!~

 子どもの安全・安心と健やかな成長発達に資する社会の実現に向け、有志の企業・団体が集い、経済産業省などとの連携のもと、2006年5月にキッズデザイン協議会が発足しました。2007年4月には、内閣府よりNPO法人の認証を受けました。参画団体等も増え続け、2007年11月の時点で、発足時の2倍以上となる70もの企業、団体等が参画しています。  子ども(1~19才)の死亡原因は、この40年もの間、病気...続きを読む

「住み替え」行動に変化? ― 住宅双六という幻想が崩れる

 人々はライフサイクルに合わせて住宅を住み替えていきます。親元から独立したり地方から上京して会社の寮や単身アパートに住み、結婚後に社宅、ファミリー型賃貸、公団・公社住宅などを経て、分譲マンションに住んだ後、戸建のマイホームを取得する、といったのがひとつの典型です。かつてはこうした住み替えを、寮を<振り出し>に戸建マイホームを<上がり>とする住宅双六と呼んでいました。双六ゲームと同様に、出来るだけ早...続きを読む

今後の住まいに影響を与える変化

日本の総人口は、予想より早く2005年にピークを迎え、減少過程に突入している。一方、住まいへの影響が大きいと考えられる世帯数は、今後しばらくは増え続けるが、2015年にピークを迎えた後、減少に転ずると推測されている。 人口が減少しているのにも関わらず、2015年まで世帯数が増え続けるということは、一世帯あたりの人数が減少するという世帯の変化が起こっている。1950年代に約5人であった平均世帯人数...続きを読む

感性へのこだわりを高めるには?

 「感性価値」への関心が高まっている。マーケティングのキーワードとして「五感」や「感性」が数年前から多用されるようになり、商品やサービスの付加価値増大のポイントが五感満足にあることが一般的に認識されるようになった。洋服や車、生活小物などの日用品から建物に至るまで、デザイン性重視のものが頻繁に脚光を浴びている。また経済産業省でも2010年度までを「感性価値創造イヤー」と定め、「感性価値」を創造するた...続きを読む

二つの動線経路を持った住宅の魅力
―小規模でもそれを実現していた初期の集合住宅―

 "不意のお客があった時、キッチンやバスルームにいる家族と顔を合わせずに済ませたい" "汚れ物を、きれいな部屋を通らずに処理したい"こうしたニーズは日常の生活で誰もが感じていることではないでしょうか。メインの廊下の他に、裏の経路があるとこのニーズを満たしてくれます。とりわけ、玄関から各居室やキッチン、バスルームへは二つの経路(きちっとした廊下でなくても)があると何かと便利です。  今のマンションで...続きを読む

第二の人生を何処で暮らすのか(居住パターン5――田舎暮らしとマルチハビテーション)

根強い田舎暮らしへの志向と移住できない事情  都市生活者にとって、リタイアー後は田舎でのんびり過ごすのが夢という話はよく聞きますが、前回のコラムで触れた「移住」となると、かなり重い決断になります。家族が一緒に移住できない、友達や地域とのつながりを保ちたい、病院など老後に必要なサービスに不安がある等など、完全に都市生活と別れるのは難しいことです。  もともと都市生活者は都市生活と田舎暮らしを上手く使...続きを読む

団塊ジュニア男性が求める書斎とは

 30代は持ち家住宅の取得時期である。実際に、分譲住宅の取得者の半分は30代である。  彼らはどのような住まいを求めているのだろうか。  今回は、特に男性に着目したい。  家の取得時期に、男性は書斎を持つことが多い。(書斎を持っている人のうち63%)現在はパソコンの所有が増えたことから、パソコンの置き場所を書斎と呼ぶことがあり、住まいに自分の居場所がある男性は増えているといってよいだろう。  彼ら...続きを読む

このページの先頭へ