都市研コラム

「環境・エネルギー」 記事一覧

エネルギーの適材適所

 昨年12月に社内のボランティア活動で宮城県内の仮設住宅を訪問する機会がありました。冬の平均気温が東京と比べて5度近く低い地域において、仮設住宅で生活する方々の寒さ対策が気になっていましたが、冬本番に向けて玄関前への風防室設置や壁の断熱工事が急ピッチで行われていました。しかし、いくら断熱性や気密性が向上しても「暑さ以上に寒さは我慢しづらい」という声もあるとおり、冬に暖房は欠かせません。今年の冬は自...続きを読む

エネルギーの適材適所

万が一の備え

 今年も二週間ほどで終わりを迎えようとしていますが、先日、毎年恒例の新語・流行語大賞が発表され、震災関連の言葉が多くノミネートされていました。トップテンには「帰宅難民」や「絆」等の言葉が入っており、3月の大震災をきっかけとして改めて様々なことを考えるようになった方も多いのではないでしょうか。 都市生活研究所が震災後に一都三県を対象として行った調査では、約4割が「震災前は、災害時の備えを真剣に考えて...続きを読む

万が一の備え

「この夏の節電・省エネを持続させるために」

 7月も後半に入り、いよいよ夏本番がやってきました。前回に引き続き、もう少し「省エネ」について考えてみたいと思います。  7月1日から第一次オイルショック以来37年ぶりとなる「電力使用制限令」が発動されました。対象は契約電力500kw以上の大口需要家ですが、家庭部門に対しても努力目標として15%の節電が求められています。電力需要の約3割を占める家庭部門での省エネは自発的な行動ですが、この暑く厳しい...続きを読む

「この夏の節電・省エネを持続させるために」

行動を変える難しさ

 先日、日本経済新聞社より2011年上期の日経MJヒット番付が発表され、東の大関には「節電ツール」が入りました。  夏に向けて、さらに節電が注目されており、都市生活研究所が2008年と2010年に実施した調査では、「こまめに電気を消す」という人は約8割で高止まりしていたものの、2011年5月の調査では、91.8%と約10ポイント上昇しており、節電に取り組む人が増えているようです。  これまで...続きを読む

行動を変える難しさ

「エコ離れ」を防ぐために

 猛暑も9月下旬から落ち着き、秋らしくなってきましたが、この夏の暑さは例年になく、非常に厳しいものだったのではないでしょうか。環境政策に加え、異常気象ともいえるこのような気候が影響しており、社会全体として環境配慮の機運は高まっているともいわれています。  しかし、東京ガス都市生活研究所の調査によると、生活者の環境に関する取り組みに対して低下傾向がみられました。  環境配慮に対する意識をみて...続きを読む

「エコ離れ」を防ぐために

東京モーターショー2009

10月24日から11月4日まで幕張メッセで第41回東京モーターショーが開催されていました。前回2007年の開催に比べ、今年の開催は海外メーカーの出展中止や全体規模の縮小など直近の経済環境の影響を受け、従来のモーターショーとは雰囲気が変わってきていますが、一方で、経済状況だけでなく社会環境の変化も出展内容に現れているようです。 メインテーマである「クルマを楽しむ、地球と楽しむ」にも示されているとお...続きを読む

「環境にやさしい商品を買う」は定着するか

 今月よりエコポイントの登録・交換手続きがスタートしました。環境省のHPによると、6月上旬に実施されたエコポイント交換商品等の募集(第一次)では、交換可能な商品等は「商品券」「地域産品」「省エネ・環境配慮製品」の3種類で、応募件数435件のうち271件が採用されたようです。  エコポイント事業は景気対策の側面もあり、商品券や地域産品が人気を呼びそうですが、省エネ・環境配慮製品への交換はどのくらい...続きを読む

お墨付き好きの女性 数字頼みの男性

世の中、エコブームである。 大手家電量販店の広告には、「エコポイント」制度を先取りした「エコ還元先取りセール」が大きく謳われ、環境性と経済性の2つのエコで消費を喚起している。 これまで、機能と価格を見比べてどちらがお得か判断して商品を選択してきた消費者が、環境性という新たな軸を加えて判断する土壌も出来てきたと、改めて感じられる。 とはいえ、現在消費者が環境性を判断する材料は、統一省エネラベルもし...続きを読む

環境問題に対する取組みをより普及させるために(3)

 12月に入り、今年も残すところ2週間余りとなりました。  今年は洞爺湖サミットが開催されるなど、環境問題がより注目された年ではないでしょうか。以前のコラムでは、生活者の環境に対する意識や実態の調査結果として、環境問題に対する関心は高まっている一方、約半数が環境の取組みに対する効果がわかりにくいと思っているということをご紹介しました。(2008年4月14日、8月11日のコラム)  効果がわかりに...続きを読む

環境問題に対する取組みをより普及させるために(2)

 昨年に続き、猛暑が続いており、今年の最高気温を更新しているようです。  環境省では、断定はできないものの、地球温暖化が進行することによって異常高温などの異常気象の数が増加し、強さも増す可能性が指摘されている、としています(環境省HPより)。生活者の中にも集中豪雨等の異常気象のニュースを目にしたり、暑さを実感することで、地球温暖化が何らかの影響を及ぼしていると感じる人がいるのではないでしょうか。...続きを読む