都市研コラム

「食生活と食文化」 記事一覧

その食材、本当に安心できますか?

テレビの健康番組や健康雑誌の影響もあって、多忙な生活を送る現代人の健康志向は高まるばかりです。そして、健康食品やトレーニング器具販売、フィットネスクラブなどをはじめとする健康ビジネスにも拍車をかけています。中でも食事からの健康管理では、栄養分の摂取や塩分脂肪分を抑えることが中心で、大豆製品を食べた方がよいとか、減塩しょうゆを使おうといったことを日々考えているのではないでしょうか。しかしながら、実際...続きを読む

母から私、そして子どもへ続くおやつの味

我が家の小さいころのおやつといえば手作りのものが主流で、市販のお菓子をおやつとすることはまれだった。唯一お菓子をたくさん買うのは、母がお正月の準備をする暮れの時期だけで、小さいときは暮れのお菓子の買い物が楽しみだったように思う。 普段は、スナック菓子などはあまり口にできなくて、三つ違いの妹はたまに食べるその味の虜になっていた。チョコレートも、前回食べたときはあの時で、その前に食べたのはあの場所で...続きを読む

子育て中の女性同士の「共食」(4)
『友人と話がしたいから、家に友人を呼んでお茶や食事をする』

 昨年から、子育て期の母親の共食について連載してきましたが、前回(今年3月)は母親たちのストレス解消法が「友人との会話」であることをご紹介しました。今回は、友人たちとお茶や食事をしている母親の割合とその理由について調査結果(図1)からみてみたいと思います。 ●母親の8割が、家に友人を呼んで共食をしている  今回の調査によると、小さい子どもを育てている母親たちの79.6%が、家に友人を呼んで一緒に...続きを読む

厨房研究 ガスコンロとIHコンロの調理性能比較2

 前回、ガスコンロとIHコンロの調理性能比較1で、炒める調理を行なう上でのガスとIHの加熱性能について述べた。今号では、調理性について報告する。 炒める調理の調理性能について  炒める調理についてガスコンロ、IHコンロの調理性能を比較した。ここでは、炒める調理の代表的なメニューであるチャーハンについての比較結果を示す。調理は、全日空ホテル 中国料理調理長 麦田文雄氏に依頼し、それぞれのコンロで、...続きを読む

厨房研究 ガスコンロとIHコンロの調理性能比較1

はじめに  ここ数年、電磁調理器(IHコンロ)の広告をよく目にする。初めてIHコンロを見た多くの方は、フラットなコンロ、天板のガラスなど、従来のガスコンロにはなかったIHコンロのデザイン性、高級感に驚いたようだ。最近では、ガスコンロも様々なカラーバリエーションを揃え、好みに応じてコンロの天板の材質も選べるようになり、デザイン性では互角になってきた。  それでは、本来コンロに求められるべき加熱性能や...続きを読む

20代、30代のライフスタイル(2)
やっぱりご飯はやめられない

 幼いころから洋食に慣れ親しんでいる若い人達は、味噌汁、ご飯を毎日食べたいと思っているのだろうか。  都市生活研究所が2002年3月に実施した「生活定点観測調査」によると、「ご飯を毎日1回は食べたいと思うか」という質問に対して、あてはまる、ややあてはまると答えた20代、30代の割合は80%以上であった。  それに対して、「味噌汁を毎日1回は食べたいと思うか」いう質問に対して、あてはまる、ややあては...続きを読む

20代、30代のライフスタイル(1)
朝食、食べていますか?

 若い人達や単身者は朝食をとっていない人が多い印象があるが、実際はどうなのだろうか。そこで、朝食を食べているかどうかを20代、30代、40代以上の各年代別、世帯人数別に分析した。  その結果、20代単身世帯は4割以上が朝食を抜いており、他のセグメントと比較してもっとも高い割合であった。  また20代、30代は、単身世帯ではなくとも2割以上が朝食を食べていなかった。40代以上が世帯人数にかかわらず9...続きを読む

もっとおいしく土鍋ごはん!(3) タイマー片手に、まずは火加減を1回変えるだけ

 土鍋と一口にいっても、形状や鍋の厚みなどは千差万別。おいしい炊飯ライン(P38)を実現する火力の目安は、「沸騰までは強火から中火、その後は弱火」ですが、さらにおいしく炊くために、とっておきの土鍋の『厚さ』別炊飯方法をご紹介いたしましょう。  まずは、薄手の土鍋をお使いの方へ。薄手の土鍋は、点火後、比較的温度が速く上がります。初めて炊飯する時は、中火程度から試してください。沸騰したら、弱火。薄手の...続きを読む

もっとおいしく土鍋ごはん!(2) お米の量は?

 本書では、ご家庭でごはんを簡単、おいしく炊くために「沸騰まで10分、沸騰継続20分、蒸らし10分、トータル40分」(P38おいしい炊飯ライン)をご紹介していますが、これはごはんの量に関わらず一定の法則。極端に言えば、1人暮らしで1合炊く場合も、炊飯工場で100人分を一度に炊く場合も同じ、ということです。  それでは、たくさんの量を炊く炊飯工場では、沸騰まで10分、沸騰継続20分のおいしい炊飯ライ...続きを読む

単身者がよく食べるメニュー (2003年度「食に関するヒアリング調査」より)

 単身者は何を作って食べているのか。月1回以上作るメニューとして最も多かったのは「ごはん」である。年齢別にみても、性別でみてもこの傾向は変わらない。  なぜ、「ごはん」なのか。その理由を単身者の生の声をみてみよう。 ●20代女性の場合 「ごはんさえあればなんでもできる」  節約したいので、ごはんは炊いたものを買ったりせず、自分で炊いています。ごはんさえあれば、おかずはかってくればいいし、おかずを買...続きを読む