都市研コラム

「食生活と食文化」 記事一覧

子育て中の女性同士の「共食(きょうしょく)」(1)
~うちで一緒にご飯食べよう!~

 この3月にリリースしたばかりの研究内容をご紹介しましょう。テーマは、食生活と子育ての両方の分野に関わるもので、「子育て中の女性同士の『共食(きょうしょく)』~うちで一緒にご飯食べよう!」です。今回から10回程度に渡って、主な結果をご紹介したいと思いますが、まず今回は、研究の背景と動機、調査概要についてお話します。 ■友人との「共食(きょうしょく)」は、ストレス発散の場  少子化が進むなか、平日...続きを読む

1人暮らしの食生活 その3
どこで買い物するのか

■食材の買い物はどこでしているか  普段の買い物はスーパーという回答者が多く、74%をしめる。次に多いのは、コンビニエンスストア(18.4%)だった。男女別にみると、男性のほうがコンビニエンスストアでの買い物が多い。(男性25.3%、女性11.7%)   その店を選ぶ理由には、「家から近い」(56.2%)、「営業時間が長い」(43.8%)「食材が豊富」(36.5%)の順となっている。品揃えよりも、...続きを読む

1人暮らしの食生活(平日・夕食) その2

 前回は、朝食についてその実態をみたが、今回は、夕食の実態をみる。 ■平日の夕食の実態 <どのくらいの単身者が食べているのか>  9割以上の単身者が夕食を食べている。男女別にみても差はみられない。なお、平日に夕食を食べない理由には「食欲がない」「帰宅が遅い」などがあげられた。 <どこで食べているのか>  「家で食べる、もしくは家で食べることが多い」が64.5%と多い。単身者は家で夕食をとること...続きを読む

1人暮らしの食生活(平日・朝食) その1
平日の食生活・朝食

 単身者が増えている。彼らは団塊世代とならんで、今後の消費をリードするといわれる。ここでは、今後の食生活がどう変化するかを考えるために、20~30代の若年単身者の食生活の実態をとらえる。 ■平日の朝食の実態 <どのくらいの単身者が食べているのか>  単身者の約6割が朝食を食べている。そのうちの62.5%は週5回朝食をとっているという。男女別にみると、男女とも半数以上が朝食を取っているが、男性のほ...続きを読む

ヨーロッパ食生活事情 その5
「軽く煮るのは日本のみ」

 各都市の1日における加熱調理の具体的な内容を比較すると、表のようになる。   ヨーロッパ各都市では、1日に0.5回以上行なわれている加熱調理は1~2種類であるが、東京では6番目に多い調理方法でも0.8回も行なわれており、様々な加熱調理が多頻度行なわれていることが明らかである。  東京で最も多いのは、「軽く煮る」という調理法であり1日約1.5回行なわれている。しかしヨーロッパでは、弱火で長時間煮...続きを読む

ヨーロッパ食生活事情 その4
「加熱調理が多い日本」

 南北ヨーロッパの4都市と東京で、ある一日に食べた食事のメニューと調理法を全て記述してもらうという調査を行なった。その結果東京では、一日に加熱調理機器を使う回数が平均約9回だったが、デュッセルドルフやストックホルムなどヨーロッパ北部の都市ではそれぞれ、1.8回、2.1回と極めて少ないことがわかった。  ドイツでは、加熱した料理を食べるのは1日1食(メインの食事)だけであり、他の2食(通常は朝と夜)...続きを読む

料理をする子はポジティブ志向(12)
テレビゲームは、男子では相変わらず健在、女子は卒業
「中高生の食生活と料理」より

 今回は料理から離れて、中高生がパソコンや携帯電話などの情報機器とどのように接しているか、その実態を調査データからご紹介しましょう。  中高生に、関心を持っていることについて尋ねてみると、「音楽」「まんが」「ファッション」と答えた子が多く、続いて「スポーツ」「パソコン」「進路」「テレビゲーム」で、パソコンやテレビゲームも上位にあがっています。図のように、男女別の上位3位は、男子では、「スポーツ」...続きを読む

男の料理といえば炒め物がおすすめ
~初心者もベテランも、これさえ知れば料理がプロの味に楽々変身~
※都市生活レポート「50・60代の夫の料理と妻の意識」より

 料理に関心のある男性が増えています。  男性の料理に関する詳細な調査を都市生活研究所では実施していますが、その結果は別の機会に専門家が詳しくご紹介するとして、ここでは男の料理実践編をご紹介しましょう。  料理初心者の男性のみなさん、ぜひお試しください。 1.炒め物料理を始める前に  初心者もベテランも、炒め物料理はなんと男性の48%が好む人気の高い料理。炒め物は、炎の料理、豪快な料理というイメ...続きを読む

料理をする子はポジティブ志向(11)
友達関係も部活も充実しているが、授業が楽しいと思う子は6割だけ
「中高生の食生活と料理」より

 今回は料理から離れて、中高生が普段どのように生活しているか、主に学校生活の様子を調査結果からご紹介しましょう。  友達について聞いてみると、中高生の99%が学校に仲のよい友達がいて、そのほとんどが「友達と話すことは楽しい」と感じています。友達に悩みを打ち明けている子が65%いる一方、友達との付き合いにストレスを感じている子も57%います。先生に対しては、7割が「授業以外で、話しかけてくれたり話...続きを読む

料理をする子はポジティブ志向(10)
料理はポジティブな志向を育てる
「中高生の食生活と料理」より

 中高生で普段料理をしているという子には、さまざまな特徴がありますが、今回はそのうちの二点について調査結果からお話しましょう。  一つは、ものごとに対しポジティブな考え方を持っていることです。家庭や学校で料理をしたとき、9割の中高生が楽しいと感じますが、特に「料理をする子」はしない子に比べ、楽しさをより強く感じています。そして、料理をしたときに、チャレンジ精神や達成感、工夫する楽しさ、気分転換で...続きを読む